ひとつずつ、嘘を脱ぎ捨てていく


小さな違和感。小さなミス。小さな嘘。

全部、気づいた時には
取り返しのつかないことになってる。
「ちょっとぐらい大丈夫でしょ」なんて。
能天気に思ってた私を
思いっきりぶん殴ってやりたい。


幼い頃に比べると、知識や経験は増え、
好きな時に好きなものを食べ、
休みの日は遠くまで出かけられるようになった。
大人になるにつれ、
身体がどんどん自由になっていく。

でも、ふと立ち止まって思う。
「じゃあ心はどうなの?」って。

結論から言おう。
21歳になっても、見栄っぱりが治ってない。
そのせいで、ある一部分のみ
ネトっとした真っ黒いもので雁字搦めにされてる。

見栄を張るのは何のため?
プライド?恥ずかしさ?息苦しさから抜け出すため?
一瞬の辛さから逃げ出すためについた昨日の嘘が、
結局今日の私を一番苦しめてる。
本末転倒だ。

向き合わなきゃ、辛くなるばっかり。
ひとずつ、嘘を脱ぎて捨てていく勇気が欲しい。


よく「自分をすごく持ってるよね」と言われるが、
実際の私は他人の影響を受けやすい。
よくしゃべる人と仲良くしてると
よくしゃべるようになるし、
インドアな人と仲良くしていると、
インドア派になる。

「いいなぁ」と思った部分を
すぐ自分の中に取り込む癖があるのだ。

だからこそ、自分の気持ちに素直な人と仲良くなると
苦しむことが多い。
「素直=嘘がない」と極端な式を作ってしまう故に、
本音を少し誤魔化すことですら嫌になってしまうのだ。
自分はどうして素直じゃないんだろうって。
最近もそんな感じ。


時々、自分が難しいヤツなのか
単純なヤツなのかよく分からなくなる。
もしかしたら、論理的に見たら複雑難解だけど、
感情的に見たら至ってシンプルなのかもね。

カオス!


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