ココナラの皆さまへ はじめて渋谷桜ヶ丘のオフィスに伺ったのは 2013年1月17日のことでした。 ココナラがローンチしてからまだ半年ばかりの頃です。 「インターンとは何ぞや」を知るために、 寒空の下マンションの外階段を4階まで登ったことを 昨日のことのように覚...
短文『思い出』
『思い出』 思い出は、いっつもモノにくっついてる。 あったかくて冷たくて優しくてズルい。 見えないからって調子に乗って。 気付いた時には脳裏で笑みを浮かべてる。 今日、久しぶりに鈍行列車に乗った。 私が立っていたのはドアのすぐ横。 開いた瞬間、少しだけ体を...
小さな物語「川べりの特等席」
水3『人工知能論』で、 「以下の文をどこかに使って物語をつくりなさい」という課題がでました。 川べりに男がふたり。 一人は初老の紳士、もう一人は20代のサラリーマン。 初夏の太陽が川面 に輝いている。 時折サラリーマンの茶髪が風になびいている。 これ以外の制約は...
ベルリン・ユダヤ人犠牲者追悼碑を訪れて思ったこと
ブログを書くのは1か月ぶり、お久しぶりです。 11月上旬は高知県幡多郡へ、 中旬〜下旬はヨーロッパに行っていました。 約2週間にわたる、オランダ・ベルギー・ルクセンブルク・ドイツを巡る旅。 命の危険を感じることはなかったけど、 その代わり「日本人」である...
作品『それは一種の衝動に似ているかもしれない』
『それは一種の衝動に似ているかもしれない』 その欲求は唐突にやってきた。 「文章が書きたくて仕方ない」 つい10秒前までベッドの上でゴロゴロしていたはずなのに、 気づけば私は11インチのMacを開いてカタカタとキーボードを打ち始めていた。 ...
才能の有無を決めるのは自分じゃない、他人だ。
「あなたはどう思う?」 「自分の幸せを考えればいいんだよ?」 こんなに優しくて、こんなに悩ましい問いが他にあるだろうか。 『才能の有無を決めるのは自分じゃない、他人だ。』 そう気づいてから、随分楽になった。 評価軸は常に自...
最近、あまりシャッターを切らなくなりました
秋、あき 澄んだ風が流れ 遠くの景色が少しずつ染まって行く 綺麗な青空の日は山に登りたくなる そんな季節 1年前の記憶 カメラを天に向けると 葉脈の様子がはっき...
「本来そこにいない存在」になること
夏の終わり。それは真夜中。 電気を消してベッドに潜り込んだものの、 なかなか夢の世界へ行けない。 さっきから真っ暗な天井ばかり眺めている。 試しに目を閉じてみると、 視覚を遮断した分、今度は聴覚が冴えてきてしまった。 少しだけ開いた窓の隙間か...
そうして私は「ありがとう」の代わりに「ただいま」と言う。
夏休みの思ひ出、高知県幡多郡。 四万十側でちょっぴり有名な場所。 去年初めて行って、心底気に入って、 また今年も訪れてしまった。 「田舎」と言ってしまえばそれまでなんだけど、 空の広さとか、食べ物の美味しさとか、 人とのご縁とか、自然の開...
美しさに触れるための読書4
私にとっての読書は3種類ある。 1つ目は、 知識を得るための読書 2つ目は、 非現実を楽しむための読書 そして3つ目は、 美しさに触れるための読 書 もっと簡単に説明してしまえば、 1つ目はノンフィクション、2つ目はフィクション、 で、3つ...
選ぶものと、選ばれるもの
お昼時になると、 じりじりと焼けるような日差しが空から降ってくる。 むき出しになっている腕が少しだけ痛い。 そうか。本当はもう、 日焼け止めを塗っていなくちゃいけなかったんだ。 夕暮れ時の8回裏 先週の木曜日、 友達との待ち合...
誰のための人生だ、誰のおかげの人生だ
やりたいことはとっくに分かってるのに、 どうしても最後の一歩が踏み出せない。 得体の知れない不安は、 いつだって私を「安全圏」に導いて行く。 表面上の自分と本音の自分が このままどんどん乖離していったら、 いったいどんな大人が出来上がるんだろう。...
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