まるで、ガムみたいに。




先日、TED×Tokyo Teachers を観覧してきた。


会場外に置かれたオブジェ


会場の半分以上は外人さん。
日本人はほんの少ししかいなかった。

いつもとはちょっと違う空間にウキウキしつつ、
私は次々と壇上に現れるスピーカーのことばに耳を傾け続けた。


その中で、ただ漠然と思ったのは
「好きなことをしている人の目はどうしてあんなにキラキラしてるんだろ」
ってこと。


彼らはとても一途だ。
好きなものに対して真っすぐに向き合って、
本気でぶつかってる。


その姿が私にはとても眩しくて、
「あぁ、私もあんな目をしてる時間があるのかなぁ」
なんて、ただ漠然と思った。



私は小さい頃からすごく飽きっぽい。
興味があるものがありすぎて、次から次へと飛びついちゃう。
そうして短時間でたくさん味を噛み締めて、
味が薄くなってきたら、また新しい味を求めちゃう。

まるで、ガムみたいに。


でも、もちろん好きなガムもちゃんとある。
そういうガムは何度でも噛み続けるし、何度でも「好き」と言える。


3歳からずっと好きなドラえもん


飽きっぽい私にとって、
「一途」で在り続けられることは奇跡に近い。

でもだからこそ、
心の底から「好き」と思える数少ないモノや人は
目一杯大事にしていこうと思ってる。


少なくとも私からは絶対に手放したりしない。
もちろん、離れていくものを無理矢理つなぎ止めたりもしないけど。


モノも人も、きっといつかはお別れしなきゃいけない時が来るから。
それがいつ来るかなんて、私には分からないから。

だったらそれまで、「一途」「好き」でいたいと思ってる。

新しいとか古いとか、男とか、女とか、
そういうのは問題じゃない。



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