「アルケミスト 夢を旅した少年」
パウロ・コエーリョ
http://www.amazon.co.jp/アルケミスト―夢を旅した少年-角川文庫―角川文庫ソフィア-パウロ-コエーリョ/dp/404275001X
2013年の1冊目。
友達が「きっと好きだと思う」言って貸してくれた本でした。
簡単にストーリーをまとめると、
主人公の少年が「夢」を信じてエジプトへと旅をする物語です。
(簡潔すぎるかな…)
感想としては、とにかくことばの使い方がきれい。
和訳が秀逸なのもあると思うけど、
きっと原文もかなり美しい文脈なんじゃないかなって思う。
すごく素敵な本だから、
友達が私に勧めてくれたように、
私も誰かに勧めたいな。
お誕生日に用意されたケーキは、
その人の好きなキャラメルの苦みで表面がコーティングされていた。
「誰か」
すごくよく使う表現だけど、
決して誰でも良いわけじゃない。
少なくとも何かをプレゼントするときは絶対にそう。
私があげたいものじゃなく、
その相手だからこそ受け取ってほしいものを選ぶ。
せっかくの贈り物だもの。
渡すものは”物”でも、伝えたいことは”物”じゃないから。
人は目に見えるものにすぐ捕われちゃうけど、
見えないものもあるってことを知ってさえいれば
もしかしたら違う何かが見えてくるかもしれない。
最後に、『アルケミスト』より…
「マクトゥーブ」
それは書かれている
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